人形劇を観に行きました(^v^)

先日、人形劇団「ひぽぽたあむ」の『かえるくん・かえるくん』の人形劇を観に行きました。
(アートスタート 岡山県美作県民局協働事業)

今年で創立21年目の人形劇団「ひぽぽたあむ」。
今まで上演した作品は、10作品。劇団員は、4名。
車一台で、全国の図書館や親子広場などを回り、公演をされています。

「ひぽぽたあむ」の人形は、手袋式のお人形(手使いのギニョールといわれる人形)。小ぶりで、とてもかわいらしいです。
人形劇というと、黒子をかぶった人が、人形を操作するイメージがあったので、こんなスタイルは初めてでしたが、子どもたちが普段一緒に遊んでいるぬいぐるみのようなサイズの人形なので、とても身近に感じられました(^^)/

『かえるくん・かえるくん』は、マックス・ベイジュイス原作の『かえるくんのとくべつな日』と『かえるくんのあたらしいともだち』(清水奈緒子訳/セーラー出版刊)のお話をもとにされた人形劇です。

この作品は、小さい人も安心してお膝の上でみられるようにと、静かなピアノ曲に合わせて丁寧に作られています。

今回、0~3・4才向けの人形劇公演でしたが、劇が始まる前に、「子どものためでなく、どうぞ自分のためにみて下さい」と、保護者&大人の方に言われていたのが、とても印象的でした。

講演「受けとめる力を信じて」の中で、「ひぽぽたあむ」の永野むつみさんが、言われていました。
昔はたっぷりとあった「時間」と「自然」が奪われた現代の子どもたちにおちている力、それは「受けとめる力」であり、子どもを育てていく、私たち大人にこそ、芸術が必要であるということです。
歌でも、絵でも、劇でも、どんな芸術にも、「生きるとは何なのか」など、生きていく上で必要なことがたくさん描かれています。芸術は、コミュニケーションに必要な「受けとめる力」を育ててくれるのだそうです。

永野さんご自身の子育ての中で感じたことをとてもユーモアたっぷりに話して下さり、講演時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、その講演の中で、子育てに大事なことをたくさん学ばせていただくことができました。

「受けとめる力」は、私にも欠けている力だと思うので(^_^;)、今回は自分自身のために観て、しっかり楽しませてもらいました。

息子mikki(3才4か月)も、人形劇をとても楽しみにしていました!

人形劇が始まると、目が釘付け(@@)で、真剣に見入っていました。 かえるくんのお誕生日をお祝いするシーンでは、にこ~っと私と顔を見合わせて喜びを共感し、かえるくんとくまくんのせつない別れのシーンでは、ピタッと私にくっついて、じーっと舞台の方を見つめていました。 話の内容が、なんとなく理解できるからでしょうか、mikkiは最後までよく観ていました。 終わっても、「まだある?」と催促してくれるほど、楽しんでいたようです(^^)

話の中に理不尽な別れのシーンが出てくるのですが、永野さんのよると、会いたい人に会えない、考えてもわからないような感覚は、子どもにとってわかりにくい感覚で、子どもはいてもたってもいられなくなるそうです。
そんな場面で、突然違う話をしてみたり、席を立ったり、一人で見ていた子どもが母親にくっついてきたりするのは、飽きているわけではなく、とても自然なことなのだそうです。
だから、不安に思うのではなく、子どもの感性を見てほしいと、言われていました。

実際のところ、確かに いました、いました。
大人がいいと思うような場面で動き回ったり、歩きまわったりしている子どもたちが何人かいましたね。

今までは、そんな行動に 私も周りへの迷惑を気にして、「静かにしなさい」とか、「じっと座って観なさい」とか、ついつい言ってしまっていたように思いますが、子どもの行動の裏側にある思いを考えることがとても大事で、考えることによって、子どもへの対応も全く違ってくるな~と改めて感じました。

40分間の人形劇が終わると、永野さんによる 紙人形を作る「ワークショップ」がありました。
こちらにも参加させてもらったのですが、紙人形作りの材料に興味津々のmikki(^_^

綺麗な色の画用紙やテープ、マジックなど、様々な材料が用意されていました。
(子どもが初めて使うものだからこそ、100均の安いものではなく、高くても良いものを用意しましょうと言われていました。)

作り方はいたって簡単。
色のある封筒(大人は大・子どもは小サイズ)の端を大人の手・子どもの手のサイズに少しカットし、封筒を丸めて押して、手が入れやすいよう しわしわに柔らかくします。
手を奥まで突っ込んで、口先を作ったあとは、スズランテープや画用紙、紙テープなどで自由に飾り付けします。

mikkiと私も、画用紙をパッチンで丸の形に切りぬいて付けたり、スズランテープでリボンを作って貼ったり、体に模様をくっつけたりして、楽しみました。
夢中になると時間が経つのも忘れてしまいますね(^v^)
まだまだ足りないくらいでした。

みなさん それぞれに個性あふれる 楽しいものが出来上がっていましたね!

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mikkiは、黄緑色の封筒で、かえるくんを作ったそうです♪
作った後は、お決まりのごっこ遊びもしっかり楽しみましたよ~。  yume-ma

緊急イベント 絵本作家 本田哲也さんのサイン会

10月18日(日)の10:30~ 北海道の画家で絵本作家の本田哲也さんのサイン会を開催します。

この日はアルネ津山で11:30~さんさん祭りもあり、ゆめさくもコーナーを出しますが、
貴重な機会ですので、ぜひお店にもいらして下さい。

本田さんの紹介は過去のゆめさく日記をご覧ください。
 絵本作家に会いに行く の巻
 絵本作家 本田哲也さんご来店☆

ゆめさく

おぎゃっと21in真庭 終了しました

10月11日(日)に真庭市の勝山文化センターでおぎゃっと21が開催されました。

津山に引き続き、今回も「ゆめさくおじさんのおもちゃであそぼう」のブースを出展しました。


↑動画で少しだけ様子を紹介

今回は広い会場の一角ということで、多くの人に目にとめていただくことができ、
子どもたちも自然と、おもちゃに引き寄せられるという感じで、常ににぎわっている状態でした。

高校生の女の子やスタッフの方がお手伝いで来て下さり、
たくさん遊んでくれたので、こちらも大助かり、余裕を持って1日過ごすことができました。

0~6才のおすすめおもちゃを展示し、実際に遊んでもらいました。

ボードゲーム用のテーブルでは家族で楽しく遊ぶ姿が見られました。

「かえるさんジャンプ」もおもしろいね。

次回は10月18日(日)アルネ津山で行われる「さんさん祭り」で
同じようなイベントを行います。

こちらの方が会場も広く、ゆっくりと遊んでいただけるかもしれません。

時間は11:30~15:00までです。
13:30~14:00まで「ゆめさくおじさんのおもちゃの話」もあります。

どうぞ遊びにいらして下さい。

あと同日18日になってしまうのですが、

ゆめさく店内にて10:30~絵本作家本田哲也さんのサイン会を急きょ開催します。

詳しくはまたお知らせします。

朝はゆめさくへ、そしてアルネへと、18日はゆめさくイベントを満喫下さい。

yume-pa

湯原へ。

先日、お休みを利用して、湯原温泉にある『ガラス工房とよもと』さん(湯原温泉ミュージアム内)へ行ってきました(^^)/

店内には、ステンドグラスやとんぼ玉アクセサリーなど、素敵なものがいっぱい!
ステンドグラスから漏れるあかりが、ほんわりとしていて、心を落ち着かせてくれます。

家のインテリアやアクセサリーに欲しいものもたくさんあり、わくわくしながら見させていただきました♪

息子mikkiは、ペンギンやカッパ、ゾウなどのちっちゃなガラス細工に興味津々に見入っていました。
ガラスでこんな細かいものも作れるのか~と感心(^_^

『ガラス工房とよもと』さんでは、体験教室もされています。
予約してなかったのですが、すぐに体験させてもらうことができました!

ゆめさくおじさんは、早速 とんぼ玉を体験☆
模様が、水玉やマーブル、花柄、ハートマークなどから一種類選べるのですが、ゆめさくおじさんはマーブル模様にしました。

色は、息子mikkiが選んでくれて、グレーをベースにピンクと赤の模様に(^v^)

とんぼ玉体験は、ご主人が丁寧に説明してくださいます。

色のガラスをバーナーで溶かして、棒?に巻きつけたものに、また違う色のガラスでガラスの上に線を付けて、その後引っ掻いてマーブル模様を作っていきます。

そこが、結構 難しかったみたいですね。
バーナーの火で溶かしながらするので、どんな風にマーブル模様が付いていっているのか見えにくいのです。

でも、模様は何度作っても同じものはできない、世界に『一つだけ』というところがいいですね!

最後は、ご主人が形を整えてくださり、灰でゆっくりと20分ほど冷やして出来上がりです。

携帯ストラップ、ネックレスやブレスレットの中から選べるのですが、いつも持ち歩けるように携帯ストラップに。
紐の色やアクセントのちっちゃなガラス玉まで自分で選べるので、とっても楽しい!

素敵なとんぼ玉の携帯ストラップができました(^v^)

そして、私と息子は、モザイクガラスのキャンドルポット(大)に挑戦です。

こちらは奥さんが、説明してくださいました。

たくさんあるモザイクガラスの中から、好きな色のガラスを選んで、専用の接着剤で、キャンドルポットの周りに張り付けていきます。

全面にガラスを敷き詰めてもいいし、三角の形のガラスで、花模様にしても良し。
自由に張り付けていきます。好きなだけ使っていいそうです。

どのモザイクガラスも、色や形が違っていて、ホント面白い(^_^
一つ一つ、磨いて下さっているので、手に刺さるという心配がなく、mikkiくらいの小さな子どもでも安心して体験できます。

始めは、ガラスに接着剤を付けたものを渡してあげると、キャンドルポットの好きな所に貼っていたmikki。
途中からは、たくさんのモザイクの中から、好きな色のモザイクをジャラジャラと探して、私に手渡してくれるのが、楽しかったみたい。

mikkiが選んでくれたガラスを 面ごとに色を合わせて、敷き詰めたり、花模様に貼ったりして 私も熱中して楽しむことができました。

そして、そして、素敵なキャンドルポットが出来上がりました~!!

キャンドルは、普段あまりたかないので、小物入れとして使おうと思っています(^_^)/  

休日や夏休みなどは、お客さんが多いそうですが、今回は平日だったので、ゆっくりと楽しむことができました。
とよもとさんご夫妻には、大変お世話になり、本当にありがとうございました!

次回は、ステンドグラスやフォトフレームなどにも挑戦したいです☆
あと、スリッパ卓球も今度は本格的に(!?)楽しみたいと思います。

ガラス工房とよもとさんで、体験教室をさせていただいたあとは、(湯原温泉なので)足湯につかったり、美味しいものをいただいたり、公園で遊んだりして、久しぶりにゆったりとした休日を満喫できました。

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秋ですね(^_^)

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グリーンヒルズのコスモス畑がそろそろ見ごろを迎えます♪

昨日(10/1)、外遊びの会に参加したとき、綺麗だったので、思わず写真を撮りました(^^)/

散歩や外遊びをするのに とてもいい気候になってきましたね。
子どもたちも広い芝生の上や坂道を 元気よく、走りまわっていました。

水はけを良くするために芝生の所々に溝があって少し気をつけないといけませんが、園内は、(清掃の車以外)車が通らないので、安心です。

自然もたくさんあって、大人ものんび~りできますよ(^-^)

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そうそう、バラまで咲いていました!

(今日の激しい雨でだいぶ散っているかも・・・ちょっと心配。)

毎年、園内清掃の方たちがお手入れをして下さっているおかげで、秋にも綺麗なバラやたくさんの花が咲き、私たちの目を楽しませてくれます。

秋のグリーンヒルズは、気持ちいいです。

お散歩がてら グリーンヒルズに遊びに来てみませんか(^-^)

☆10月の絵本特集☆

今月は、『酒井駒子』さんの絵本を特集しております!

以前に「絵本だいすき!」で、『よるくま』を紹介させていただいたことがありましたが、「ゆめさく」でもお客さんに大人気の酒井駒子さん。
絵本だけでなく、挿絵もたくさんされていて、温かでやさしさを感じさせる画風が とても魅力的です。

酒井駒子・・・1966年兵庫県生まれ。主な作品に『よるくま』『よるくまクリスマスのまえのよる』『ビロードのウサギ』などがある。『くまとやまねこ』で第9回講談社出版文化賞絵本賞を受賞の他、『金曜日の砂糖ちゃん』でブラティスラヴァ世界絵本原画展金瓶を受賞、『ぼくおかあさんのこと・・・』でフランスのPITCHOU賞、『ロンパーちゃんとふうせん』が世界7カ国で翻訳出版されるなど、海外でも高く評価されている。

酒井駒子さんの作品は、どれもいいですが、今回は一押しの一冊を紹介します(^^)/

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★『ぼく おかあさんのこと・・・』(作・絵/酒井駒子 出版/文渓堂)

「ぼく、おかあさんのこと・・・キライ!」

初めて読んだとき、衝撃を受けました。

息子にもそんなこと言われる日がくるのかなあ・・・と ちょっとさみしい気持ちになりながら読んでいたのですが、最後は、酒井駒子さんらしい ジーンと心が温かくなる展開で、ホッとしました。

子どもの素直な気持ちとお母さんへの愛情が あふれるほどに詰まっている絵本ですね。

ぼくがお母さんのことを嫌いな理由は、自分のだらしない面と重なる部分がたくさんあって、はっとさせられました。
あ~子どもってこんな風にお母さんのことを見ているんだなあ・・・。
気をつけなくては(>_<)

それに、子どもにとってお母さんが全てなんですね。
キライって言ってても、やっぱりお母さんが大好きです。

息子にはまだこの絵本を読んでいないのですが、読んだらどんな反応をみせてくれるのかな?と 今からドキドキ(^_^)しています。

それにしても、酒井駒子さんの描く 子どもって、本当に愛らしい!
ちょっとしたしぐさや なにげない表情がいいですね。
主人公は、うさぎの子どもなんですけど、読んでいるうちに我が子に思えてきますよ(^_^)

子育て奮闘中のお母さん、ちょっと疲れたな~と思っているお母さんに読んでもらいたい一冊です。

この他にも、酒井駒子さんの絵本を多数用意しておりますので、ぜひご覧ください。