親子サークルでのつみきのひろば in津山

昨日は津山の親子サークルさんのご依頼で
“つみきのひろば”をしてまいりました。

10:30スタートということで、会場に余裕を持って到着しましたが、
なんと会場が…閉まってる!(>_<)
どうやら会場の館長さんのミスで、開いていない、そして使えないということがわかりました。

勘弁して~、という感じでしたが、
サークルの方もいろいろと連絡して下さり、
なんとか、他の公的機関を利用できることになりました。

その分、開始時間が遅くなりましたが、
なんとか開催することができました。

3才くらいの子が中心と言う事で、自由遊びが中心でしたが、
開始時間も遅く、結局昼をまたぐことになってしまったので、
子どもたちには申し訳なかったな、という気持ちでした。

子どもたちも「楽しかった」と律儀にも言ってくれたのですが、
また、ゆったりとした会場で、余裕を持って、遊びを楽しみたいですね。

今回は予想外の出来事に、準備もバタバタとなり、
写真も撮れなかったりと少し残念な思いもありますが、
それはそれとして、考えさせられたこともありました。

会場が借りられないというのは、あきらかな会場側のミスで、あってはならないことです。
文句も言いたくなりますし、今回の事実は批難する必要もあると思います。

しかし、今回呼んでいただいた、サークルの皆さんは、借りられないとわかった時点で、
次への行動の早く、前向きに解決しようという姿勢でいたので、見ていてとても気持ちの良いものがありました。
創造的に物事を解決していける方だったので、その後のつみきのひろばも無事開催することができたのだと思います。

逆に文句ばかりで物事が前になかなか進まない場合だと、
なんとか開催したとしても、何か居心地の悪いものになり、楽しむこともできないでしょう。

その点、事実を事実として受け止め、創造的に物事を解決していけるお母さん方だったので、
こちらもとてもうれしく思いました。
創造的な人って、本当にイイですよね。

そんなことを感じさせてくれた“つみきのひろば”でした。

サークルのお母さん方いろいろとご苦労様でした。
またよかったら呼んでやって下さい。

yume-pa

田植え

今日はお店も定休日、1年に1度の田植えをしました。
毎年、恒例の田植えです。
今日は、天気も良く、暑すぎもせず、ちょうど良い気温で、
順調に終わり良かったです。

でも少し疲労が・・・、特に足に疲れがきました。
おそらく去年より体力が衰えてるのでしょう。
体力をつけていかなくては、と痛感させれらました。

田植えをしながら思ったのですが、
田植えに限らず、いろいろと体験し、そこから学ぶというのは大切ですね。
どんなことからでも、学ぼうとしたら学べるし、
学ぶ気がなければ、学べないんだろうな、と
稲の苗を植えながら、考えていました。

子ども時代には特にそう、
とにかく「体験して学ぶ」というのが一番大事。
最近特にそう思うようになってきました。

子どもが夢中で何かを体験している時には、
自然とそこから学ぼうという気持ちが生まれてくるので、
そういう、体験のできる環境や場を与え、
そして、それをじっと見守るのが大人の役割なのだと思います。

田植えをしていると、いろんなことを
考えさせられました。

yume-pa

P.S.
おそらく明日は、筋肉痛…がんばります(_)
ではでは

人形劇。

先日、NPO法人みる・あそぶ・そだつ津山子ども広場の第41回例会で、人形劇団プークの人形劇があり、親子3人で観劇しました。

人形劇団プークといえば、息子mikkiもよくみてお世話になっている NHK教育TV「いないいないばあっ!」や「えいごであそぼ」などの人形製作もしている人形劇団だそうです。

息子mikkiも「いないないばあっ!」をよく見ていてお世話になっているので、どんな人形かな~どんな人形劇なんだろう・・・ととても楽しみにしていました。

お話は、「くるみ割り人形」と「てぶくろを買いに」の二作品でした。

もうすぐ3才になる息子にお話の内容が理解できるかな・・・とちょっと心配していたのですが、実際に見てみると全くその心配はいりませんでした。

くるみ割り人形をはじめ、きれいなドレスや衣装をを身にまとったたくさんの人形たちが、次々に登場して踊りを披露してくれます。

人形の大きさや種類に合わせて、糸で操ったり、棒を使ったり、抱えて踊ったり・・・多様なスタイルで魅せてくれるので、とても面白く、観ていて飽きない!

小さな子どもたちも目が釘付けでした。

音楽はもちろん『チャイコフスキー』の「くるみ割り人形」です。
人形劇に合わせてアレンジしてあり、聞いたことのある音楽がいくつか流れてきたのでついつい口ずさんでしまいました♪

出演させていた劇団の方々の動きがまたすごくて、素早い場面転換、そして、人形に合わせた動きに圧倒させられました((+_+))

「てぶくろを買いに」は、小学校の教科書にも載っていて、よく覚えているお話。
みなさんも良くご存じと思います。

新見南吉さんの童話。

きつねの坊やは、初めて見た雪と夢中で遊ぶうちに、手が凍えて痛がります。そこで、お母さんぎつねは、人間のいる街へおりて温かい手袋を買ってあげたいと思いました。一緒に山を越え、森を抜けて走りましたが、途中から、おかあさんぎつねと離れて一人で手袋を買いに行くきつねの坊や。お母さんぎつねは、坊やの片手を人の手にかえて、お金を握らせて「人間の方の手を差し出すんだよ。」と言い聞かせて、送り出しました。帽子屋さんはきつねの坊やに手袋を売ってくれるでしょうか・・・。

演じながら、人形を操作するって、難しいと思いますが、さすがはプロですね。
素晴らしかったです。
人形のちょっとした動き、そして、演じてる方々の表情もよく見えたので、なおさらお母さんぎつねや坊やの気持がひしひしと伝わってきました。

坊やに手袋を売ってくれたおじいさんのやさしさ、お母さんぎつねの愛情を感じたり、坊やに勇気をもらったり・・・
mikkiはもうすぐ3才ですが、小さくてもなんとなく感じてもらえたようです。
そして、所々に、坊やを心配するふくろうのおじいさんや街のねずみ達なども登場して、笑いもあったので、そちらも楽しめたようです。

小さい時からいいものを見て、いいものに触れて、感じてほしいなと思います。
また、機会があれば、芸術作品を鑑賞したいと思います。

ゆめさくおじさんの職業講演会in上斎原中学校

昨日は、岡山県北部の上斎原中学校(鏡野町)で、
職業講演をさせていただきました。

上斎原中学校は大学の後輩が勤めている中学校。
全校生徒も28人と、とても少なく、アットホームな雰囲気の中学校でした。

もうすぐ職場体験ということで、
「仕事について」お話してほしいというご依頼でした。

正直、人前で話すのは苦手ですが、
保育士をしていてた経験とお店をしている経験が、
これから職業を選択していく中学生にとって、何かお役に立つことがあれば、
という思いで、引受させていただきました。

内容は
 ・仕事ってなに?
 ・ゆめさくの紹介
 ・仕事の喜び、やりがい
 ・私の仕事選び ~男性保育士からお店の経営者へ~
 ・保育園の先生とお店(自営業)を経験してみて
 ・仕事(職場体験)をする上で大切だと思うこと。

についてお話しすることにしました。

でも先ほども言ったように、人前で話すのはとても苦手な僕・・・
持ち時間30~40分をずーっと話すのは正直きつい(>_<)
ということで、僕のしている仕事の様子やイメージがつかみやすいように、
いろいろと用意していきました。

店内のおもちゃや絵本を持っていき、それについて話したり、

お店の様子やイベント活動の様子のビデオを流したり、

途中息抜きに、「どれだけ高く積み木をつめれるか」に挑戦してもらったりと、
お楽しみも入れたりしながら、僕のしている仕事について知ってもらいました。

田舎の中学校ということで、子どもたちがとても素直をいう点もありますが、
中学生も夢中で遊んでくれ、
やっぱり「子どもに媚びずに作られたおもちゃは、年令問わず楽しめるんだなぁ」と
改めて感じることができました。

前半はこんな感じでいきましたが、
後半はトークがメイン。
「好きなこと大切に」ということを中心にお話ししました。

積み木で遊ぶ時間が思ったより長くなってしまったので、
予定時間を大幅にオーバーしてしまいましたが、
それでも最後まで子どもたちは熱心に話を聞いてくれました。

最後に生徒を代表して、お礼の言葉もいただきました。
僕の話した内容もふまえたお礼の言葉だったので、
正直「すごっ!」と思いました。
上斎原中学校の子どもたち、なかなかやります(_)

世の中にはいろいろな仕事観(仕事への思い・考え方)があると思いますが、
今回の僕の話が、何かしら考えるきっかけになってくれるといいなと思いました。

上斎原中学校の子どもたち、そして先生方、
僕のつたない話を最後まで聞いて下さりありがとうございました。

ゆめさくおじさん

P.S.
実は中学生のハートをつかもうと「イチロー」の話や「中田(英)」や「ベッキー」についての話など、
いろいろとコネタも用意していたのですが、結局話さずじまいになってしまいました。

今回の一番の反省点は時間をオーバーしてしまったこと。
次に人前で話をするときは、時間配分を考え、持ち時間を意識できるようにしたいと思いました。
ではでは<(_ _)>

暑い~!!

このところ、暑い日が続いていますね。
30度を超えると、もう夏!!という感じがします。

日曜日の午後、お店によく遊びに来てくれる小学生のお姉ちゃん達と、グリーンヒルズのリージョンセンター近くにある噴水へ遊びに行きました。(お店はゆめさくおじさんにおまかせして)

休日ということもあり、家族連れや小学生の子ども達で大賑わい。

(写真は、土曜日の午前中に下見に行った時の写真なので、人が少ないですが、こんな風に地面から水が噴き出てくる噴水です。時間差で、出てくるので、見ていても楽しいですよ!)

「噴水、いつ出てくるんかな~。」とお散歩のたびに、話していたので、息子mikkiも大喜びです。
でも、地面から勢いよく飛び出してくる水が、ちょっぴり怖くて、最初は恐る恐る水に触れていましたが、
お店から持ってきたバケツ(フックススタックバケツ)とボール(ビックオーボール)で、お姉ちゃん達と一緒に遊ぶうちに慣れてきて、水がかかってもへっちゃらになりました。

裸足で遊んでいる子どもたちが多いのですが、やっぱり滑ると危ないので、サンダルを履いて遊びました。

暑い日には、いいですね~(^_^
今年もたくさん遊びに行けたらいいなと思っています。

噴水は、朝10時~5時くらいまで出ているので、充分 楽しめますよ。

タオルと着替えを忘れずに☆

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こちらは、グラスハウス近くの、ポピー畑。
(たぶん 雛罌粟(ひなげし)ではないかと思います(^_^)/)

赤やピンク、白・・・色とりどりのポピーが咲いていて、今が満開です!

車道からも、見えるので、通勤途中に、「近くまで行ってみたいな~。」と思いながら、いつも通り過ぎていました。
そして、今日、やっと近くまで行くことができました。

お散歩がてら寄ってみると、思ったよりも広いポピー畑。
きれいだったので、mikkiもすごく喜んでいました。

私も思わず写真に撮りました(^v^)
mikkiは、お得意のピース☆でポーズです。

このポピー畑ですが、ひまわりの迷路の場所に植えられているので、ポピーが終わったら、次はきっと ひまわりですね~。
ひまわり畑も今から楽しみです♪

yume-ma

津山住宅公園出張イベント終了しました☆

昨日は、津山住宅公園で
「ゆめさくの世界のおもちゃと積み木で遊ぼう」
の出張イベントをしてきました。

今年のゴールデンウィークはETC割引の関係もあり、
住宅公園にもどのくらいの人が集まるか予想がつかない状態だったようですが、
ゆめさくも多くの人たちに、おもちゃや積み木の魅力を知ってもらえるよう、
おすすめおもちゃ約50点と積木約1000個を持って行き、
自由に遊んでいただきました。

会場にはおもちゃを置くのに理想的な棚もあり、
遊びたいおもちゃを出して遊べるのが良かったです。

スイス・ネフ社の構成積み木アングーラで遊ぶ女の子。
僕が保育園に勤めていた時の教え子です。大きくなりました。
久しぶりに一緒に遊べてうれしかったです。

積み木遊びを楽しんでもらったり、いろいろな木のおもちゃやボードゲーム・カードゲームのおもしろさも紹介させていただきました。
お孫さんと一緒に遊びに来られたおじいちゃんが
「おもしろい!」「すごい!」と言って一緒に楽しんで遊ぶ姿も見られ、なんともほほえましい感じでした。

自分の背より高く積んだよ~☆
一生懸命四角い積み木を積んで、タワーを作りました。
普段、たくさんの積み木で遊ぶ機会がないようで、
この時は好きなだけ積み木が使えるのが本当に楽しいようでした。
この後も、3階建ての家を作ったりと、遊びがどんどん広がっていっていました。

昼時に少し、人のいない時間もありましたが、あとの時間はコンスタントに遊びに来て下さり、
おもちゃや積み木遊びを楽しんでもらうことができました。
遊びに来て下さった皆様どうもありがとうございました。

いつもしているワークショップとは違い、今回はノンプログラムの自由遊びだったので、
子どもたちのおもちゃで遊ぶ、いろいろな姿が見られたのも良かったです。

また、子どもたちが集中して繰り返して遊ぶ様子に、それぞれのおもちゃの魅力を改めて発見することができました。

お店のプレイスペースはちょっと狭く、出せるおもちゃも限られているので、
自由にいろいろなおもちゃで遊んでいただき、ゆっくりおしゃべりも楽しめる今回のような形もなかなかいいな、と思いました。また機会があれば、開催させていただきたいと思います。

6大学連携教育人材育成事業((+_+))

一昨日は店の方は、yume-maとmikkiにお願いして、午後から“まちなかさろん再々”で行われた、
「6大学連携教育支援人材育成事業」の説明会に行き、話し合いに参加してきました。

「6大学連携教育支援人材育成事業」?なんだそりゃ?
と思いますよね。

簡単に言うと
 「子育てや教育に関心のある人・子育てや教育を応援したい人が、いろいろな場で活躍できるようにしていこう!その力を積極的に活用していこう!」
 という目的のための事業です。
東京学芸大学始め、岡山では中国学園大学などの全国にある6大学が中心になって、この事業を進めています。

現在、子どもたちの育っていく環境の変化により、教育を支援する人のニーズが高まってきていますが、
支援してくれる人の人材をどう確保していくか、という大きな問題点があります。

また支援したい側も、
「現場の実態を知らない」「教育に携わったことがない」といった悩みや、
「活動していきたいが、どこへ行けばよいかわからない」など、
いろいろなことが壁になり、積極的に参加しにくい状態がありました。

そこの問題を解決し、
「参加したい人が自信を持って参加できるように、良いシステムを作っていこう」
というのがこの事業の取り組みです。

詳しく知りたい方は、こちらへ↓
 http://www.u-gakugei.ac.jp/~codomo/cn5/cn11/pg38.html

ゆめさくも、絵本やおもちゃを通して、子どもたちの育っていく環境を整えていく役割を担っているため、
何かしら、協力できることがあればさせていただきたい、という思いから、
正直、何ができるかはわかりませんが、説明会に参加させていただきました。

説明会には、
中国学園大学の方はじめ、市の子ども課の方、生涯学習課の方、司書の方、学童保育の方、
津山まちづくり株式会社の方、おもちゃ図書館の方など、それぞれの立場で「地域の子どもたちのために」がんばっておられる方々が参加されていました。

人材育成事業のプロジェクトの説明を聞いたあと、意見交流が行われました。
話し合いも、とても有意義なもので、勉強になりました。
ゆめさくのしている活動も紹介して下さり、
子育てや教育に関心のある人たちが、この事業のような良いシステム・プログラムの元、
うまく連携して活動していくと、より良い地域社会になるだろうな、という
感想を持ちました。

県北の地域にあった、好循環をもたらすネットワーク作り、
活動のシステム・プログラム作りがまずは、求められているようです。

ゆめさくも、「地域の子どもたちのために」という目的では、進む方向は一緒なので、
今後も参加させていただきたいと思っています。

yume-pa

P.S.
最近、ゆめさくのしている活動にも少しずつ興味を持っていただけるようになってきました。
積み木遊び他、いろいろな依頼も増えてきています。

ちなみに、
 5月は・津山住宅公園にて積み木イベント
     ・中学校の職場体験の事前講演(←何を話そうか、悩み中)
     ・子育てサークルのつみきのひろば
 6月は・岡山市でのおもちゃのひろば
     ・子育てサークルでのおもちゃのひろば
     ・小学校の学級Pでの積み木遊び
     ・児童館親子クラブ

などなど、活動の場が広がってきています。うれしいことです。
正直、僕自身は自分をアピールするのが少々苦手なのですが、
周囲の方がゆめさくのこと、ゆめさくのしている活動を口コミで広めて下さり、
大いに助けられています。口コミというのは、すごいですね。
本当に感謝しています。

これからも「地域の子どもたちのためになるなら」を1つの判断基準に、
いろいろなご要望にこたえていきたいと思います。

☆5月の特集☆

今月の特集は、『なかやみわ』さんです!

なかやみわさんと言えば・・・「そらまめくん」シリーズで皆さんもよくご存知ではないかと思います(^_^)/

たくさんある絵本の中から、今日は2冊ご紹介します♪

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先ずは、「そらまめくんとながいながいまめ」(小学館)です。

こどものとも年中向き 2003年4月号として、福音館から出版されていたものが、小学館から書籍版として2009年4月に出版されました。

そらまめくん達が見つけたのは、ながいながい~いベッド。
それは、さんじゃくまめのベッドでした。

そらまめくんのふわふわベッドとどちらが素晴らしいのかな?
丘から滑り降りたり、水たまりを渡ったり・・・
それぞれが自慢のベッドを使って、競争します。

ところが、競争中に 水たまりに落ちてしまった すえっこさんじゃくまめ。
さあ、大変!
みんなで助けて、看病します。
すえっこさんじゃくまめは、元気を取り戻すことができるのでしょうか。

ドキドキハラハラしますが、最後には心が和むお話です(^_^

そらまめくんの他に、グリンピースくん、えだまめくん、さやえんどうさんも登場します。
読んでいるうちに、大好きになって、苦手な野菜もたべれるようになるかも・・・!?

「そらまめくん」シリーズは、「そらまめくんのベッド」「そらまめくんとめだかのこ」「そらまめくんのぼくのいちにち」、そして、楽しい仕掛け絵本「あそびにおいでよそらまめくんのおうち」があります。

どれも、なかやみわさんの絵がかわいらしくて、あったかいお話ばかりです。
ぜひご覧ください。

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2冊目は、「きりかぶ」(偕成社)です。

みんなを喜ばせ、みんなの役に立ってきた一本の木が、年老いたために切られ 切り株になってしまいました。

「すっかり役立たずになってしまったなあ・・」と きりかぶはしょんぼり。
すると、うさぎがコマ遊びの台に、リスがお茶会のテーブルに・・・次々と たくさんの動物たちがやってきました。

最後にやってきたのは、ねずみのおばあさん。
「なんてりっぱなきりかぶなんでしょう。・・・だいじなまごむすめのために、ちからになってくれませんか?・・・あなたにしかできないことなんです。」と 言います。

きりかぶにしかできないことってなんでしょう。
それはそれは、とっても素敵なことでした。

そして、きりかぶは、気付きます。
「わたしはちっともやくたたずじゃない。」と。

誰にでも、その人にしかできないことがあります。
役立たずな人なんて、いないのです。

読んだあとに、じわじわと心に響く一冊だと思います。
大人の方にもぜひおすすめです☆

シリーズに「きりかぶのたんじょうび」「きりかぶのともだち」が出版されています。
でも やっぱり、私は「きりかぶ」が一番好きです(^^)/

「なかやみわ」さんの絵本特集では、「ばすくん」(小学館)・「くうぴい」絵本(三起商工)・「くれよんのくろくん」(童心社)・・・など たくさんの絵本を用意しておりますので、そちらもぜひご覧ください♪

yume-ma