昨日、今日は月1回のボードゲームの日でした。
今年に入ってから、店内に小学生や大人の方まで楽しめるアイテムを増やしていっているのですが、
ボードゲームやカードゲーム類は続々と増えていっています。
今日も小学生の男の子、女の子が楽しんでくれていました。
小学生ともなると、結構ルールののみこみも早く、
よく来てくれる子などは、僕に代わってルールを説明してくれるくらいにもなりました。
ドイツのボードゲームは本当によく考えられていて、
子どもも大人も楽しめるゲームがたくさんあります。
日本でこういったゲームといえば、将棋・オセロ・ウノ・かるた・人生ゲームなどがありますが、
ゲームの種類、内容、みんなで楽しめるおもしろさの点でいえば、
現時点では圧倒的にドイツのゲームの方が優れていると思われます。
向こうではコミュニケーションツールとしてのボードゲーム・カードゲームの文化が定着しているのでしょう。
(逆に日本はTVゲームと商売目的のカードゲームが流行しています)
今日はその中でも比較的ルールがわかりやすく、おもしろいゲームを紹介します。
これは「すすめコブタくん」(別名こぶたのレインボーレース)というボードゲームです。
4才くらいから、2~7人まで楽しめるドイツ・ドライマギア社のゲームです。
価格は4,850円です。
道の絵が描かれた8枚のボード、コブタ7匹、チップ7枚、サイコロが1個入っています。
道のボード8枚を好きなようにつなげて、こぶたを置いたらゲームスタート★
サイコロをふって、自分の色のコブタを進めます。
(サイコロには黒と赤の目がありますが、後で説明しますね)
サイコロをふり、3が出たので、3つ進みます。
ここまではふつうのすごろくと同じですね。
このゲームのおもしろいのは、ここから。
次の人がサイコロをふって同じ3の目を出すと…
なんと上にのっかるんです!
こうやって次々へコブタを動かしていきます。
例えば、同じ目にたくさんの人が止まった場合は…
こんな感じになります。
一番下のコブタ、なんとも重そうですね((+_+))
では、この一番下のコブタの番の人が、次動かすときは、
どうするかというと…
そうです。上に他のコブタをのっけたまま、進めるんです。
落とさないようにね~☆
では間にいるコブタの出番が来た時には、
どうしたらいいでしょう?
例えば、黄色のコブタの番の人の場合は、
黄色のコブタを持ち、上にのっているコブタごと進ませるのです。
上にのっているコブタはらくちんでいいですね。
そうなんです。このゲーム、相手の上にのるほど有利なゲームといえます。
自分の番でなくとも、相手が自分のコブタを運んでくれるので、
どんどん先へと進むことができます。
道のきれはしがゴール、一番先にゴールした人の勝ちです。
通常のすごろくでは、1番になる人は1人が普通ですが、
このゲームの場合、おんぶして進むという性質上、
こ~んなふうに、みんなでゴールしてしまうこともあります。
この場合は一緒にゴールしたみんなが1番ということになります。
こんな時はみんなで「いぇ~い!○○ちゃんありがとう!」と言って喜び合えます。
このゲームは人にのせてもらって進むので
「○○ちゃんありがとう☆」と自然と、遊びながらも自然と感謝の言葉が出るのも、
やっていて気持ちがいいところですね。
以上が基本のルールですが、
追加ルールとして、
ゲーム中、1人1回のみ、自分の色のチップを使って、道をのばすことができます。
最後尾の道のボードをゴールのところへ追加することによって、道がのび、
ゲームの勝敗がわからなくなります。
どの時点でこのチップを使うかも、勝敗を左右することでしょう。
またサイコロの目に、赤・黒の色がありますが、
・黒の1が出た場合…もう1度サイコロをふることができる(ふらなくてもよい)
(自分のコブタが最後尾にいた状態で)
・黒の3が出た場合…もう1度サイコロをふることができる(ふらなくてもよい)
といったルールもあり。
さらに勝負がわからなくなるおもしろさがあります。
とってもわかりやすくて、楽しいボードゲームですので、ぜひ家族で夕食後などにも
楽しんでみて下さい。
このコブタ、他にも積み木のように積んで遊ぶこともできます。
バランスよく積んでいくのもおもしろい遊びですね。
積み方のパターン表も付いていますので、いろいろな積み方にチャレンジしてみて下さい。
yume-pa