今月は、『おもしろ絵本』を特集しています。
ユニークな絵本、ナンセンス絵本などなど、たくさんの絵本の中から、
これは面白い!と思った絵本を集めました(^v^)
中でも、おススメの絵本を3冊ご紹介したいと思います。
一冊目は、『おかあさんのパンツ』
(作/山岡ひかる 絵本館)です。
かわいい女の子のパンツ。
お母さんが履くと、どうなるのかな?
小さなサクランボ模様のパンツ。
お母さんが履いたら・・・大きなリンゴに!
じゃあ、ねずみは?
さかなは?
さてさてどうなる?想像してみて下さい(^-^)
クイズみたいに、大きい子どもも大人も うーんと夢中になって考えてしまいます。
「なるわけないでしょ!」プンッ!
最後のお母さんは、ほっぺを赤くして、なんともおちゃめでかわいらしい(^_^)
家族みんなで 笑って楽しめる絵本ですよ。
「おかあさんのパンツ」は、1から3まで出版されているみたいですね。
「ゆめさく」には「おかあさんのパンツ」しか置いてないのですが、
続きも読んでみたいので また そのうちお店に並ぶかもしれません(^_^)
二冊目は、「キャベツくん」(作・絵/長新太 文研出版)です。
キャベツくんが、歩いていると、ブタヤマさんに出会いました。
お腹がすいているブタヤマさん。
「キャベツ おまえをたべる!」
すかさず、「ぼくをたべると、キャベツになるよ!」と キャベツくん。
じゃあ、ヘビがキャベツを食べたら?タヌキが食べたら?ノミが食べたら?
キャベツを食べた動物が、次々に空に浮かんでいきます。
それを見た、ブタヤマさんの驚きようといったら・・・・(笑)
そして、「ブギャ!!」の一言に、2歳の息子も大うけしていました。
お友だちに「お前を食べる!」って言われるなんて、こわ~っ(_)と
思ってしまうけど、これは、ナンセンス絵本。
そんなこと考えずに、とにかく読んで、子どもと一緒に笑っちゃいましょう!!
子ども心を知り尽くしている(!?)長新太さんの不思議ワールドをぜひ堪能してみてください!
「絵本にっぽん大賞」に輝いた作品です。
三冊目は、「ベーコンわすれちゃだめよ!」(作/パット・ハッチンス 訳/渡辺茂男 偕成社)です。
お母さんにお買い物を頼まれた男の子。
忘れないように、「うみたてたまごが6個、お茶にいただくケーキと梨がひと山。それからベーコン・・・。」口でぶつぶつ言いながらも 途中でいろんな物に気を取られ、そのたびに頼まれ物が変わっていくというストーリー。
たまご(egg)がだいこん足(leg)に、ケーキ(cake)がケープ(cape)に、なし(pear)は階段(stair)など、英語の単語を思い浮かべてみると、笑えるし、納得です(^-^)
日本語訳では、英語の韻をふむ言葉遊びの面白さに欠けてしまうのでは・・・という心配はいりません。
渡辺茂男さんの素晴らしい訳で、その面白さは失われていないと思います。
原書もまた読んでみたいですが(^_^)
「ベーコンだけは忘れない!」と言っていたのに、結局ベーコンだけ忘れてしまって、もう一度買いに行くというオチもまた面白かったです。
男の子の一生懸命な姿もいいですね☆
ハッチンスのユーモアたっぷりのストーリーの展開が 読んでいる人をワクワクさせます(^v^)
今日、紹介させていただいた三冊の絵本の他にも たくさんの『おもしろ絵本』を用意してお待ちしております!
ぜひ 立ち読み&座り読みして、笑ってくださいね♪
yume-ma