
今日は季節の絵本をご紹介します(^_^)/
まずは『月』のお話。
月の話は、たくさんありますが、
中でも私が一番好きな絵本は
「アンドレ・ダーハン」作・絵の
『ぼくのともだちおつきさま』(講談社)です。
睡眠薬のCMで、絵を見たことがある方も
いらっしゃると思います。
アンドレ・ダーハンの温かな絵が印象的。
内容も、ほんわりと心に染みる物語になっていて、
何度読んでも、「出会いって、素敵~(^_^)友達っていいな。」と、感じさせてくれる絵本です。
湖の上で出会ったお月さまとぼく。
「こんばんは☆」と声を掛け、すっかり仲良しに。
湖に落っこちた、ちょっぴりドジなお月さまを助け、
一緒にピアノを弾き、ワルツを踊り、僕の好きな絵本を読み、
食事をして、眠ります。
そして、最高に素敵なめぐりあいも・・・!!
大好きな人に贈りたい、大好きな人と一緒に読みたい
すてきな一冊です(^_^)

訳は、『ゆうたくんちのいばりいぬシリーズ』で有名な「きたやまようこ」さん。
訳がなく、原作に忠実に刊行された絵だけの絵本もあるそうです。
きたやまようこさんの訳も素敵ですが、文字がなくても、充分に読める絵本だと思います(^u^)
次に、敬老の日にちなんで、
『おじいさん』のお話。
「いいから いいから」・・なんていい言葉なんでしょう。
緊張していた心がほぐれ、癒されます。
ユーモアでのびのびとした絵が魅力的な
長谷川義史さんの『いいから いいから』(絵本館)。
何があっても、「いいから いいから」と大きな心で、
受け止めるおじいちゃんのお話です。
いきなりやって来たかみなりの親子に、動揺することもなく、
おもてなしをして、おへそを取られてしまうのですが、
それでも、「いいから いいから」と おじいさん。
でも、「親切にしてもらったのに、おへそを取ってしまって
ごめんなさい。」と お詫びのお手紙と一緒におへそを返してもらいます。
おへそをつけた先は、なんと・・・おでこ?!
それでも、「いいから いいから」というおじいさんのおおらかさに
あっぱれです(^.^)/~~~。
ついついイライラしてしまいがちな子育てにも見習いたいものですね。
おじいさんのようにおおらかな心で、子どもを見守ることができたら、
子育ても うーん楽に、楽しくできるのではないかと思います♪
「いいから いいから」・・・
今日から毎日 呪文のように唱えて、楽しくがんばるぞ~(^^)/
表紙に付いている、長谷川さんの言葉もまた いいですよ!
『おこってはいけない。 だれかがおこると だれかにでんせんして
だれかが またおこる。それがまた だれかにでんせんして
なーんにもいいことない。せかいをへいわにする ほんきのあいことば
「いいからいいから」』
親子で、ニッコリ笑って楽しめる絵本☆☆☆おススメです!!
「ゆめさく」では、他にも季節の絵本(敬老の日・月・運動会・遠足など・・・)を
揃えておりますので、ぜひご覧ください(^-^)